だいたい怠惰

逆から読んでもダイタイタイダ

驚くほど行動が変わる SMARTな目標設定

 師走とはよくいったもので、この時期になると日々慌ただしくあっという間に年の瀬だ。明日で仕事納め。年末年始は比較的ゆっくり過ごせそうなので、今年1年を振り返ることと、2018年の目標を決めたいと思う。

 目標といえば、今日運転中に流れていたラジオで目標設定についての話題に触れていた。その内容がなかなか良かったので、今後の参考にまとめておきたい。

 「目標はスマートに設定する」これが肝心という話。しかし、ここでいうスマートとは“賢い”や”鋭い”といった普段のニュアンスとは違う。良い目標の条件である5つのポイントの頭文字からとった“SMART”を意味する。わかりやすい目標として「ダイエット」に照らし合わせて、一つひとつみていきたい。

  1. Specific(具体的であること)
     まずは具体的な目標をたてることが重要。例えばダイエットなら、単純に「痩せたい」ではなく、「週に3日ランニングをして3ヶ月後までに体重を3Kg 落とす」といった具合に「誰が、いつまでに、何を、どうするか」を明確に示すことが第1歩!

  2. Measurable(測定可能であること)
     本人の主観ではなく、客観的に誰が見ても目標の進捗状況を測定できるかどうか。「今65Kgなので62Kgにしたい」といったように数値化することで測定が可能になる。ただ「痩せたい」だけだと進んでいるのかどうかもわからない。

  3. Achievable(達成可能であること)
     これまで運動習慣のない人間がいきなり「毎日5Km走る」なんて大きすぎる目標を立てると高確率で挫折する。ベイビーステップでもいいので達成可能な目標を立てること。コツコツクリアしていけば達成感によってモチベーション維持ができる。

  4. Relevant(価値観と一致していること)
     何のためにその目標を設定しているのかの動機の部分。痩せてモテたいでもいいし、結婚式までにあのドレスを着れる体型にでもいい。達成した姿をイメージした時にテンションが上がる目標なのか?やりたくもないことを目標にしても捗らないよね。

  5. Time-bound(期限がついていること)
     近日中にとか、今年中にといった曖昧な期限ではなく、「3ヶ月後までに」と明確な期限を切ることは必要不可欠。できれば、短期・中期・長期に分けて考えられていればなおよし。

 以上がSMARTな目標設定のポイント。5つのポイントを意識した目標を設定することで、いつまでに何をどう頑張ればいいのかが明確になり、実際の行動に繋げていくことができる!次回は実際にSMARTを意識した目標を設定してみよう!