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【健康】肥満がもたらすあらゆるリスク

 本日のテーマは肥満です。万病のもとといわれることもある肥満ですが、中高年の男性に多いとされています。肥満がもたらすリスクについて勉強します。

目次

f:id:dttd1023:20180306223427j:plain肥満がもたらすあらゆるリスク

気をつけたいのは内蔵脂肪

 肥満は大きく分けて2タイプあります。1つは胃や腸など臓器の周りに脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」と、皮膚のすぐ下に脂肪がつく「皮下脂肪型肥満」です。

 内臓脂肪型は男性に多く、おなかがぽっこりと出るのが特徴で、皮下脂肪型は女性に多く、指でつまむことができます。

 特に注意が必要なのが「内臓脂肪型肥満」です。内臓脂肪を放置すると体に悪影響を与え、次のような症状を招きます。

内臓脂肪がさまざまな生活習慣の要因に

  1. 高血圧
     肥満は塩分の摂り過ぎに並ぶ、高血圧の大きな要因です。肥満は交感神経の働きを活発化させ、血圧を上げます。さらに肥大化した脂肪細胞からは血圧を上げるホルモンの分泌が多くなります。結果、高血圧を招きやすくなります。

  2. 高血糖
     肥大化した脂肪細胞が分泌するホルモンは、インスリンの働きを抑制します。インスリンが働かないとブドウ糖を分解できずに、血中の糖度が上がってしましまい、放置すると糖尿病に進行してしまいます。
     糖尿病は神経障害や網膜症、腎不全といった合併症を引き起こし、最悪、失明や手足の切断、人工透析が必要になる等、重篤なケースに至ることもあります。

  3. 脂質異常
     内臓脂肪が引き起こすのはHDLコレステロールの減少・中世脂肪の増加という脂質異常です。動脈硬化を進めてしまったり、脂肪肝を招くことがあります。

  4. がんの要因になることも
     肥満状態だと、インスリンの働きを抑制するためブドウ糖が分解されずに血糖値が上がります。そのため、血液中に余ったブドウ糖を処理するため、必要以上にインスリンが分泌されてしまいます。これががん細胞を増殖しやすくなると考えられています。

メタボを食い止める

 内臓脂肪型肥満は、血圧や血糖を上げ、血中脂質のバランスを乱します。肥満に加えて高血圧・高血糖・脂質異常がかさなった状態を「メタボリックシンドローム」といいます。
 メタボ自体の社会的な認知度は上がってきていますが、その危険性についてはあまり深刻に受け取られていないのが現状です。メタボの診断基準(下記参照)を見るといずれも治療が必要なほど高い数値ではなく、自覚症状もほとんどありません。そのため、健診などで指摘されても放っておく人が少なくありません。

 しかしながら、軽い以上が重なると動脈硬化を急速にすすめ、心疾患(死因2位)や脳血管疾患(死因4位)を引き起こす原因となります。

 健康に長生きするには、肥満の予防・改善が必要不可欠であり、肥満の最大の原因は「食べ過ぎ」と「運動不足」です。自分の生活を振り返って、原因を取り除いていくことが必要になります。

メタボリックシンドロームの診断基準

 腹囲が男性:85cm以上・女性90cm以上 かつ、次のいずれかに当てはまる。

  1. 血糖値
     110mg/dl(空腹時)
  2. 血圧
     上 130mmHg 以上 かつ/または 下 85mmHg以上
  3. 血中脂質
     中性脂肪 150mg/dl以上 かつ/または HDLコレステロール 40mg/dl未満