人生100年時代に一番大切なこと知ってる?
今日の日経新聞より。
都道府県別の平均寿命首位、男性は滋賀・女性は長野、15年、最下位は男女とも青森。
2017/12/14 日本経済新聞厚生労働省は13日、2015年の都道府県別の平均寿命を発表した。男性は前回調査(10年)で2位だった滋賀が81・78歳で初の首位となった。女性は87・675歳の長野がトップで、岡山と0・002歳の僅差ながら前回に続き首位を維持した。
平均寿命が最も低かったのは前回と同様に男女とも青森で、男性は78・67歳、女性は85・93歳だった。
都道府県別生命表は1965年から5年ごとにまとめており、今回で11回目。全国平均は男性が前回調査より1・18歳延びて80・77歳、女性は0・66歳延び87・01歳だった。
平均寿命が男女ともに80歳を超える時代。政府が「人生100年時代構想」と掲げるとおり、そんな時代が近い将来本当にやってくる。人生50で折り返しと考えると可能性は無限に。なんでもいいから早くはじめた者勝ち。惰性で生きたらもったいないよ。
一方で、平均寿命よりも大事なのは健康寿命。健康寿命とはWHOが2000年に提唱した「日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間」のこと。結局は、寿命が伸びても健康でなければ意味がないわけで。でも平成25年「簡易生命表」によると健康寿命は、男性:71.19歳・女性74.12歳となっている。つまり、平均寿命と健康寿命の隔たりは、男性で約9年・女性で約12年もあることになる。
画像:平成27年版厚生労働白書
実は平均寿命・健康寿命ともに毎年伸びているものの、この乖離幅は縮まらずに平行線できている。いかに健康で長生きできるか、これが人生100年時代で一番大切なことだと思う。
画像:平成28年版厚生労働白書
今後ますます“健康”が重要なキーワードになってくる。新聞を読んでいても“健康”という文字が紙面に載らない日はない。それぐらい個人も企業も健康に関心を寄せている。お金や地位・名誉には興味がない人がいても、健康に興味がないって人はきっといない。自分の健康ももちろんだが、健康というテーマに注目していきたい。