だいたい怠惰

逆から読んでもダイタイタイダ

【レビュー】2018年1番の衝撃「PassCode」を紹介したい

 久々に後頭部をバットで殴られた。もちろんそれぐらいの衝撃をうけたという比喩であって実際に殴られた訳ではない。もし仮に本当に殴られたのであれば、こんなところに経緯を綴っている場合ではなく、すぐにでも110番をするべきだ。さらに血がでてるなら止血をし、血が出ていないなら頭蓋内出血を疑おう。緊急の外科治療が必要になることもある。

 とまぁこんな駄文にスペースを割いているよりも、早くその衝撃の正体について書きたい。

f:id:dttd1023:20180121071326j:plain

PassCodeって知ってる?

 休日の朝、Amazonn プライムビデオを暇潰しに眺めていたら面白そうなタイトルが目に入った。「フリンジマン」。板尾創路が水着の美女をはべらしているトップ画像にも惹かれ、どんな内容なのか気になって開いてみる。

 「愛人の作り方教えます」あらすじはこうだ。

「愛人が欲しい!」禁断の欲望を口にしたのは、都会の片隅にある雀荘に集まった田斉、満島、安吾たち3人。既婚者が絶対に足を踏み入れてはいけない領域なのはわかっているが、彼らを取り巻く“枯れ果てた結婚生活”ゆえに、強固で実直な願望が溢れようとしていた。だが、愛人を作ると言っても方法が分からない。そこで、満島が連れてきたのは、同僚の井伏真澄(板尾創路)。22歳の頃、初めて愛人を作ったのを皮切りに、最高で同時期に11人の愛人と付き合ったことがあり、現在は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を欲する男性に方法論を教えていた。井伏は、田斉たちの申し出を受ける代わりに、四つの掟を守るように指示を出した。
①四人の間に秘密を作らないこと
②四人の愛人作りを互いに全力でサポートすること
③四人の情報を決して外部に漏らさないこと
④愛人を愛することも愛されることも禁ずる
全ての掟を話し終えた教授は、「愛人同盟」というチーム名を発表し、愛人を作るため、厳しい指導のもと数々のミッションを与えていくのだった……。

  内容にも興味をひかれ早速観てみることに。冴えない男3人がいかにして愛人をつくるかについて談義を重ねるプロローグがはじまること3分弱。突如現れた板尾創路がラマン・プロフェッサーとして紹介されたところでオープニングに移った。

 オープニングが始まり曲が流れた時だ。オープニングテーマがかっこいい。低音スクリーム(デスボイス)のきいた疾走感溢れるラウドロック、女性ボーカルとの掛け合わせがキャッチーで新鮮だ。バンド名はPassCode

 続きを見る前にこのバンドについて先に調べておこう。と「PassCode」で検索をかけた。

 

 

 

f:id:dttd1023:20180121060948j:plain

 

 アイドルだった。

 

 え?女性4人組アイドルグループ?さっきのスクリームは??一瞬でパニックにおちいる。

 

 YOUTUBEにさきほどの曲のMVが。

 


PassCode - PassCode - bite the bullet (Full Size)【テレビ東京系ドラマ「フリンジマン」主題歌】

 

 すごいの。MVの演出はさることながら、FULLで聴くと鳥肌が止まらない。ちゃんとかわいい女の子4人が歌ってる。歌っているのだが曲の転調がめまぐるしくて、さっきからずっと後頭部をバットで殴られ続けてる。

 女性のスクリームからいきなりはじまり、いわゆるラウドロックかと思いきや、突然アイドルっぽいポップな曲調に。無機質なボーカロイドチックな歌声から、また一気にスクリーム!!バンドサウンドをベースに、EDMのエレクトリカルな音が散りばめられ、聴いていても先の展開がまったく読めない。

 

 本当に彼女たちが歌っているのか?ライブ映像もあったぞ。

 


PassCode - MISS UNLIMITED (live at Studio Coast, 2016)

 

 これで完全にやられた。かっこよすぎる。なんだこれアイドルの枠超え過ぎだろ。居ても立ってもいられなくなり、すぐさま最新アルバムの音源を落として朝からずっと聴いてる。この歳でアイドルに目覚めるのも衝撃だが、それでもいい。出会うべくして出会ったんだきっと。

 

 今年1番の衝撃の正体は女性4人組アイドルグループ「PassCode」。今日はそれだけ。

 

 

ZENITH(初回限定盤)(DVD付)

ZENITH(初回限定盤)(DVD付)