だいたい怠惰

逆から読んでもダイタイタイダ

【寒波到来】雪のことならレミオロメンに聞け

 寒波なめてたらえらい目にあったよ。昨日の夜はまったく雪がふっていなかったから、寒波ともなるとやっぱり冷え込むよねーぐらいにしか考えてなかった。

 なんなら「全然雪降ってないけど、来てるちゃんと寒波?」とかつぶやいてちょっと煽ってた。寒波にマウントとったつもりで息巻いてた。そしたら今朝とんでもない目にあったよ。

 

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 些細な雪かきなんてもう

 朝起きてすぐ窓開けてみたけど雪はパラついているぐらいだし、支度を済まして外に出ても積もっているってほどではない。何だ杞憂かと若干残念さを醸し出しながら車に乗り込み職場へ向かう。

 パラつく雪は細かく粉のようで、ララライララライと意気揚々と進むも束の間、3度目のララライに差し掛かった頃から何だか景色が変わってきた。細かった雪の粒も大きさを増し、心までと言わんばかりに車道は白く染まっている。

 方角的には北に向かっているのだが、走らせること20分で景色は雪国のそれになった。前をいく車は低速に連なり、絶え間なく動くワイパーはギシギシと鈍い音を響かせ、私のストレスはアスファルトの上シミになっていく。いつもなら30分の道に結局1時間近くかかってようやく到着。

 着いたのはいいけど、職場の前と駐車場に軽く10センチ以上積もっているではないか。しかも、雪は今なおしんしんと降り続いており、このままだとさらに積もってこれから来るスタッフが入れないし、駐車もできないのでやむを得ず「雪かき」をすることに。

 幸いにもこういう場合を想定してか、いわゆる「除雪機」が設置されているのだが、これまで雪かきとまったく縁のない生活をしてきた私にはハードルが高すぎた。

 

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 除雪機は巻き込んだ雪を外に飛ばすことができるんだけど、最初左に飛ばした雪が、Uターンして帰ってくると今度は右に飛ぶ。左の雪を右に動かし、動かした雪を今度は左に戻すのは虚しいだけ。

 2往復ほどした後、ようやくシューターという雪を飛ばす部分の方向転換ができることに気づいた。そうとわかれば、巧みにシューターを動かしながら奥へ奥へと雪を飛ばしていく。だけど降る雪のペースに負けていて、振り返れば手前がまた積もってんじゃん。

 そんな出口のない迷路に心は揺れるどころか、もう心折れまくりのバッキバキ。上辺をなでていたのは僕の方とはまさにこのことで、かじかんだ手が握りしめるのはクラッチだけ。

 結局1時間雪遊びして、なんだかよくわからないままとりあえず終了。雪かきって何だよ無理ゲーがすぎるぞ。ほんと二人の孤独とか包まなくていいから、雪そのまま包んで直接空にかえそうよマジで。

 さらに今夜も冷え込むみたいで、おそらく明日の朝もまたこの無理ゲーチャレンジをしなくてはならない。根拠はないけど本気で思ってるんだ。

 今日はそれだけ。いおり。

 

お題「今日の出来事」